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舟田京子先生 神田外語大学

外国語学部アジア言語学科
インドネシア語専攻 名誉教授

舟田京子先生
(IBU FUNADA KYOKO)

インドネシア語技能検定試験を採用して


 神田外語大学のアジア言語学科では、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、プラジル・ポルトガル語の4言語が各専攻語として英語とダブルメジャーで学ばれています。インドネシア語は、1年次では週5回、2年次は週4回、3年次は最低週2回、4年次では最低週1回が必修となっています。

 インドネシア語専攻では、インドネシア語学習のモチベーションを高める工夫をいくつかしており、その1つがインドネシア語技能検定試験(以下、検定試験)の採用です。

 主に1年次を終了した春休みに、ほぼ全員の1年生が東部ジャワのマラン市にある大学で1か月間の短期語学研修に参加します。神田外語大学で1年間、そしてインドネシアの大学で1か月間の集中授業を受けた後、検定試験D級を受検するのが通例となっています。その後、大学での授業の進行に合わせ、C級、B級と受検していきます。2年次あるいは3年次で1年間交換留学へ行った学生の多くはB級を取得しています。なかにはインドネシアへの留学経験のない学生でもB級合格者がいます。

 アジア言語学科インドネシア語専攻の学生には、検定試験C級合格以上で2単位を与えています。副専攻語としてインドネシア語を学んでいる他学科の学生はD級で2単位を取得することができるのです。インドネシア語専攻の学生にとり、この検定試験は自分のインドネシア語能力を知る指針の1つとなっています。

 その他の工夫として、授業の一環で2年生は全員11月の学園祭時にインドネシア語劇を上演する事とし、4月から劇の題材となるインドネシア語の本を読み始め、インドネシア語オリジナル台本の作成、監督・キャスト・スタッフの割り当て、練習などを全て学生自身が行ないます。これによりインドネシア語力や団結力がアップされます。もちろん劇中ではバリガムラン演奏やバリ舞踊が披露されますので、皆川厚一先生を中心にガムランの授業も行なわれます。これは語学だけではなくインドネシアの文化を学生に知ってもらうのに有効な方法でもあります。

 また、交換留学制度を取り入れ、毎年4名の学生がインドネシア国内の2大学で1年間学んでいます。単位交換ができるため1年間留学しても4年間で卒業することができます。インドネシアからの4名の留学生は、インドネシア語専攻の学生と親しく接し、帰国後もその友情は続いています。

 その他、毎年11月にインドネシア語スピーチコンテストを行なっています。これは学内ばかりでなく日本全国でインドネシア語を学ぶ学生を対象に行っています。他大学でインドネシア語を学ぶ学生との交流・情報交換の場となり、互いに切磋琢磨しインドネシア語のスキルを上げる良い機会だと思います。神田外語大学には、スピーチコンテストに参加するのを目標に頑張っている学生も多くいて、インドネシア語学習意欲向上に非常に役立っています。ちなみに最優秀賞獲得者にはガルーダインドネシア航空のバリ島日本往復航空券が与えられますので、全国の学生の皆さんは大いに参加してください。

神田外語大学  単位認定

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Afiliasi Pengajar dan Pegiat Bahasa Indonesia bagi Penutur Asing (APPBIPA)

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